コラム

夏休み黙想テーマ

飯田啓子

 23日から一週間の夏休みを頂戴して車で山口県と山陰地方、九州新幹線で鹿児島を目指し、礼拝は久しぶりに母教会で守ります。調べると意外なことに静岡山口間と静岡大曲間の距離はほぼ同じ。楽しそうだという思いしかありません。

 そして夏休黙想テーマは“せんぎ”と“集い繋がる”としました。
 先ず“せんぎ”ですが、皆さんならどの様な漢字変換になりますか?
 これは教区伝道協議会で講師(ルーテル派の牧師)から受けた言葉で、罪赦され義とされた教会が講演主題でしたから、“せんぎ”の“ぎ”は義だろうが、“せん”は何だろうと頭の中でクルクル考えました。そして答えは“宣義”。義と認められる義認と同じ意味で義と宣言されるから宣義(せんぎ)です。ただ宣義は、贖罪や恩寵など文語訳時代に用いられていたけれども口語が主流になった故に使用頻度が下がった言葉ではなく、新しい表現です。義と宣言してくださる御方として黙想を重ねたいと考えます。

 もう一つの“集い繋がる”は先日の青年大会2024から刺激を受けたものです。各地域各教会が青年伝道を祈りの課題にしています。その魂に向かって呼びかけ招き送り出すために、集うの“つ”、繋がるの“つ”、これに続く三つ目の“つ”を見つけたいと考えています。集い繋がり続くも頭文字は“つ”です。躓き集い繋がるも頭文字は“つ”です。3つ目の“つ”を見つけるドライブになればと考えています。
 全国津々浦々ドライブ。去年は会津と草津(群馬県)に行きましたので、今年は大津・摂津・泉大津・宮津・津和野辺りを走り、十津川は時間次第にしようと思います。