コラム
飯田啓子
11月最終週の事ですが、前半は息子の二十歳のお祝い。後半は母のことで大阪往復。何とも忙(せわ)しない一週間でしたが「来年の還暦祝いは倅の運転で、母も連れて温泉に行く」プランと祈りが与えられて嬉しく思います。
そして12月2週目。初の母教会クリスマスイヴ礼拝奉仕が飛び込んできました。予告されていた説教題は「平和をつくり出す人々」、聖書はイザヤ書53章3~5節とマタイ福音書11章28~30節。
インマヌエル預言じゃなくて苦難の僕…。ルカの天の軍勢の大合唱ではなくて、わたしのもとに来なさい…。なるほどなぁ「救い主よ来てください」のメサイア(救い主)の宣言と応答だと示されました。
クリスマス=キリストを礼拝する備えの朝(当時は日の入りが一日の始まりです)に生まれたばかりのイエス様ではなく、キリスト・メシアを礼拝する。嬰児に限定してしまっている凸凹に気が付かされ反省します。
因みに草深のクリスマス夕礼拝に奉仕する佐藤神学生からの予告は次の通り。「見よ、神の小羊」・イザヤ書53章7~10節/ヨハネ福音書1章28~34節、讃美歌7番、298番、最初に説教題を出す辺りがグッド、楽しみです。
以下、本人からの自己紹介文です。
東京神学大学大学院2年生の佐藤潤です。私がイエス様と出会ったのは、宮城県仙台市にある東北学院中学・高校に通っていた時でした。朝の礼拝で聴くみ言葉と聖書の授業での学びを通してです。教会との出会いは、学校の課題のために訪れた仙台五橋教会です。
その時の牧師との出会いが、教会生活、献身へと繋がっていきました。20代の後半には東京にある巣鴨教会に通いましたが、転勤で香港に赴任したため、教会を離れることになりました。その後、国内外の転勤生活を約20年間過ごした頃、病気を患うことによって、聖書を改めて読み返し、再び教会へと導かれたのでした。
その教会が横浜指路教会です。そこで教会生活を生涯にわたって続けていく決意が与えられ、受洗へと導かれました。それから約4年の教会生活を送り、教会とは何か を知りたい、教会に身を捧げて生きていきたいという献身の志が与えられ東神大に入学しました。現在、最終学年です。来春からは教会へと派遣される予定です。伝道師としての召命もたびたび試されるかもしれません。神との交わり、教会での交わりと祈りを大切にして、与えられた召命に応えていきたいと思います。